なぜか管理人が心惹かれる「出雲」、神話で彩られた世界がちょっとミステリアスだからでしょうか? 本サイトの「出雲」は厳密な地域範囲を指しているわけではありませんのでご了承ください。鳥取県の妻木晩田遺跡も含めております。
「出雲」で是非ご紹介したいのは・・・
【出雲大社境内遺跡】
現在でも国内最大の神社本殿(高さ24m)ですが、往古にはその倍の48mだったとの言い伝えがあります。あくまでも「言い伝え」と考えられていましたが、H12年からの発掘で3本束ねの巨大柱が見つかり、にわかに現実性を帯びてきました。
発掘調査では大社の「祭祀遺跡」としての側面も一端ですが見えてきました。出雲大社がなぜ今の地に鎮まったのかについて、祭祀遺跡の観点でも考察したいと思います。
【真名井遺跡(命主社)】
ガイドブックなどで必ず「命主社の背後にある巨石の下から青銅器と勾玉が発掘された」と紹介されていますが、現地で「真名井遺跡」とあるところ(ブロック塀で囲まれている)に巨石がないのでモヤモヤしながら後にされる方が多いようです。
巨石(磐座)は背後の山の斜面にひっそりと鎮まっています。
【西谷墳墓群】
弥生時代後期の「四隅突出型墳丘墓」群です。四隅突出型は正に出雲の独自性です。立体的な墳丘の側面を葺石で飾る意匠は後の前方後円墳のスタンダード装飾として引き継がれたと言われています。
【妻木晩田遺跡】
弥生時代中期から古墳時代前期にかけての非常に長い期間(倭国大乱の時期も含む)使われた広大な高地性集落遺跡です。四隅突出型といっても西谷墳墓群の形式が普通ではなく、もとはこんなものだったというのが解る点でも非常に興味深いです。しかも西谷と時代を共有していた・・・。
